東京都立大に通う現役大学生が語る『都立大の魅力』☆看護学科志望者も必読!

東京都立大学は東京都の設置する唯一の総合大学です。全部で7学部あるうちの1つが、医療専門職を担う人材を育成する健康福祉学部です。健康福祉学部(通称:けんぷく)には看護学科、理学療法学科、作業療法学科、放射線学科の4学科があります。今回は私の所属する看護学科での学びや生活について、東京都立大学ならではの魅力も織り交ぜながらお話しします!

1年次は、充実したキャンパスライフを満喫!

1年次は、他の学部の学生と同じように南大沢キャンパスに所属し、教養教育科目が中心です。外国人講師による英語の授業やパソコンを使った情報教育、少人数制で討論主体の基礎ゼミナールなどの総合大学ならではの幅広い内容を、東京ドーム9個分という広大な敷地のキャンパスで学びます。正門から徒歩5分の南大沢駅前には多くのお店や映画館、アウトレットモールなどが立ち並び、昼食を食べに出かけたり、授業と授業の間(空きコマ)に買い物を楽しんだりする学生もいます。これぞキャンパスライフ!という感じかもしれません。

 

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2年次以降は専門的な学びが本格化!

2年次からは荒川キャンパスに移動し、本格的に専門科目を学びます。座学だけでなく演習の授業も行われ、先生方の丁寧なご指導のもと技術を磨いたり、少人数のグループでディスカッションを重ねたりすることで、看護についての知識・理解を深めます。実習では、都立病院を中心にそれぞれの実習内容に適した都内の病院をメインに訪れます。日本の首都東京での医療を実際に学ぶことができるのも都立大の魅力です。4年次になると、看護研究・卒業研究といった、それまでの学習を統合するような学びも行います。1年次に総合大学のメリットを堪能した分、2年次からのカリキュラムはハードに感じるかもしれませんが、1つ知識や技術を獲得するたびに憧れの医療職への階段を1歩ずつ上がっていくような感覚は、自らの達成感につながります。

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医療を学ぶ環境が整った荒川キャンパス

荒川キャンパスはコンパクトながらも、専門科目を学ぶための設備や専門資料が充実した図書館など、学ぶための環境は整っています。南大沢と比べるととても華やかとは言えない立地ですが、東京や新宿まで30分ほどで出ることができ、最寄り駅の熊野前には頻繁に電車が来るため、交通の利便性は高いです。忙しい看護学生にとって、通学の手間を省けるのは、時間の有効活用にもつながります。

また、看護学科には、北は北海道、南は沖縄から、それぞれの志を持った多様な仲間が集まります。他の学部に比べてハードなカリキュラムではありながら、志半ばで諦めてしまう人が少ないのは、真摯に医療と向き合う仲間たちと互いを刺激し、支え合いながら学べる荒川キャンパスの強みが活かされた結果でしょう。ここでの生活は、知識や技術以外の自らの成長にもつながること間違いなしです!

 

卒業後の進路選択は自分次第!

看護学科卒業時には看護師・保健師の国家試験受験資格(保健師は20名程度の選抜定員制)を得ることができます。卒業後は病院の看護師として働く人が多いですが、保健師や養護教諭として企業や教育現場で働く人もいます。また、助産学専攻科(卒業で助産師の国家試験受験資格を獲得)に進学する人もいます。

 

東京都立大学看護学科は、総合大学と専門教育機関の良さを併せ持った大学です。自分の目指す医療者像を実現するため、都立大で第一歩を踏み出してみませんか?

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