【2月21日更新!】令和2年度埼玉県公立高校入試倍率速報!

こんにちは。
公立高校受験指導専門塾
英泉塾中浦和校の佐藤です。

埼玉県公立高校の志願先変更期間は2/20・21!

2月20日、2月21日は令和2年度埼玉県公立高校の志願先変更期間です。

この期間を経て、いよいよ倍率が確定します。

2月17日、2月18日の倍率を踏まえて、埼玉県の受験生がどう動いたのか。

変更期間を経て、倍率に大きな変動があったのかなかったのか。

今回も例年多くの英泉受験生が受験する高校の倍率の確認をしていきます。

なお、ここに記載されている倍率は2020年2月21日19時00分時点のものです。

※2月18日時点の埼玉県公立高校の倍率についての記事はこちら↓

 

 

例年より志願校を変更する受験生が多い!?

トップ校のほとんどが倍率低下

トップ校では多くの高校で倍率が下がりました。

県立浦和は2月18日と比較して0.04のダウン。

大宮は0.05のダウン。

受験生の数で言えば、県立浦和で13人減、大宮で15人減でした。

ここには記載していませんが、大宮の理数科の倍率も下がりました。

したがって、大宮は普通科、理数科ともに倍率が下がったということになります。

市立浦和は2月18日時点で1.59倍で、この変更期間で倍率が少し上がるかと個人的に予想していましたが、反対に0.01下がり、1.58倍となりました。

受かるかどうかのチャレンジ受験ではなく、確実にトップ校に合格したいという受験生が今年は特に多いのかもしれません。

倍率は以下の通りです。

※いずれも普通科。2月18日の倍率→2月21日の倍率。( )内は変更による変化分。

県立浦和 1.53倍→1.49倍(-0.04)
浦和一女 1.39倍→1.38倍(-0.01)
大宮 1.36倍→1.31倍(-0.05)
川越 1.46倍→1.45倍(-0.01)
川越女子 1.39倍→1.39倍(変わらず)
春日部 1.34倍→1.34倍(変わらず)
市立浦和 1.59倍→1.58倍(-0.01)

2番手校の倍率も軒並みダウン!

トップ校に引き続き、蕨、浦和西、川口北、和光国際の倍率も軒並み下がりました。

ここまでご紹介した高校で、志願先変更期間を経て倍率が上がった学校はありません。

ちなみに蕨の外国語科、和光国際の外国語科の倍率も下がっています。

志願先を変更した受験生はどこに流れたのでしょうか。

蕨の他、選択問題を採用している浦和西、川口北、和光国際の倍率は、以下に示す通りです。

※いずれも普通科。2月18日の倍率→2月21日の倍率。( )内は変更による変化分。

1.53倍→1.51倍(-0.02)
浦和西 1.56倍→1.55倍(-0.01)
川口北 1.41倍→1.39倍(-0.02)
和光国際 1.39倍→1.37倍(-0.02)

大宮北高校の倍率が大幅ダウン!

昨年度の1.03倍の大宮北ですが、2月19日の1.41倍から1.34倍にまで下がりました。

大宮北の場合、昨年度倍率が低かったので志願者が急増、その後高い倍率を見た一部の受験生が敬遠。

こういった流れでしょうか。

この流れは一昨年度から昨年度にかけての浦和北で見られたものに似ています。

一昨年度の浦和北の倍率は1.13倍、昨年度まず1.47倍となり、変更期間を経て1.42倍となりました。

そんな浦和北ですが、最終的に1.26倍となりました。微増ですね。

浦和南や川口市立もわずかながらですが、倍率が上がっています。

川口市立は昨年度、一昨年度とかなりの高倍率でしたが、変更期間を経ても倍率は大きく変動しませんでした。

浦和南、川口市立、伊奈学園、大宮北、浦和北、与野、大宮光陵、南稜の倍率は、以下に示す通りです。

※いずれも普通科。2月18日の倍率→2月21日の倍率。( )内は変更による変化分

浦和南 1.36倍→1.37倍(+0.01)
川口市立 1.20倍→1.21倍(+0.01)
伊奈学園 1.12倍→1.12倍(変わらず)
大宮北 1.41倍→1.34倍(-0.07)
浦和北 1.25倍→1.26倍(+0.01)
与野 1.33倍→1.33倍(変わらず)
大宮光陵 1.12倍→1.13倍(+0.01)
南稜 1.19倍→1.19倍(変わらず)

大宮武蔵野高校の倍率がダウン!

大宮武蔵野の倍率は2月18日時点で0.91倍と定員割れしていましたが、変更期間を経て1.00倍となりました。

1.00倍ではありますが、募集人数238に対して、志願者数239となっています。

したがって、全員合格とならない可能性大です。

例えば、昨年度上尾鷹の台の募集人員238に対して、240人受験しました。

その内で合格したのが238人。

つまり2人不合格でした。

大宮武蔵野でもこのパターンの可能性もあるので、まだまだ安心はできません。

大宮南、朝霞西、浦和東、大宮武蔵野の倍率は、以下に示す通りです。

※いずれも普通科。2月18日の倍率→2月21日の倍率。( )内は変更による変化分。

大宮南 1.21倍→1.20倍(-0.01)
朝霞西 1.04倍→1.07倍(+0.03)
浦和東 1.06倍→1.05倍(-0.01)
大宮武蔵野 0.91倍→1.00倍(+0.09)

 

最後に…

例年、志願先変更期間の前後で、倍率が大きく変化しません。

今年度も例年通り、倍率は大きく変化しませんでした。

例外は大幅減の大宮北と大幅増の大宮武蔵野ですね。

もともと大宮北を受験しようと考えていた受験生にとって、この大幅減は朗報。

大宮武蔵野の場合、やはり定員割れとはならないので、まだまだ気を引き締めて勉強していきましょう。

ちなみに2月18日時点で0.99倍と定員割れだった春日部女子の普通科ですが、変更期間を経て1.00倍となりました。

さいたま市から通える位置にある普通科の高校はどこも定員割れとならない、と考えるべきでしょう。

 

倍率が上がったからと言って、恐れる必要は全くありません。

また、下がったからと言って、合格の可能性が大幅に高まったわけではありません。

入試当日まで残された時間は受験生みな同じ。

その残された時間をどう過ごすかが大切で、倍率なんて関係ありません。

最後まで油断せず、するべきことに取り組んでいきましょう。

そして何より、万全の体調で試験当日を迎えられるようにしましょう!