選択問題実施校発表とこの時期の勉強

埼玉県公立高校入試における
学校選択問題実施校が発表されました。

 

今年は21校が実施

学校選択問題が実施されて今年で3年目。
過去2年は変わらず、20校が実施していました。
今年は、この20校に春日部女子が加わって、
21校の実施となりました。

 

埼玉県教育委員会が
公式発表しているページはこちら
(PDFファイルとなっています)

YAHOO!ニュースでも
この件の埼玉新聞の記事が見れます。
(最終3段落目です)

 

個人的な感想としては、
「意外性はなく、相変わらずかな」
といったところでしょうか。

例年多くの当塾生も受験する、
浦和や一女、市立浦和、蕨といった高校は
今年もこれまで通り、学校選択問題を
実施することとなっています。

 

学校選択問題は特に難しい!

学校選択問題についての詳細は
また後日このブログに書こうと思いますが、
とにかく学校選択問題は難しいんです。
(特に数学)

過去2回の平均点は、

初回(2017年3月入試)
数学 43.2点 英語 71.9点
昨年(2018年3月入試)
数学 43.7点 英語 58.9点
(埼玉県教育委員会「平成30年度埼玉県公立高等学校入学者選抜実施状況」より)

となりました。

 

低すぎませんか、数学が。
学校選択問題が始まる前から、
埼玉の公立入試の数学の問題は難しく、
平均点も低かったのは事実。
それにしても、(何度もしつこいですが…)
43点というのは低いなあ、という印象です。

この平均点の低さの原因は、
当然、問題が難しいというところにあります。

でも、こういった状況だからこそ、
「数学で点を取れれば、周りに差をつけられる!」
ということも十分に考えられますね。

 

やるべきことを確実に!

中間テストが終わっている学校が多くなり、
答案も返却されつつあります。

中間テストも終わり、
新たな環境にも慣れ、
部活の時間が長くなり、
気温が上がって暑くなり…

と、勉強をやりたくない悪条件が、
ばっちりそろってしまうのがこの時期。
(特に中2、中3)

授業をしていても、
「みんな疲れていて大変だ」
ということを感じざるを得ません。

先日の授業でも少し話したのですが、
こういった状況だからこそ、この時期は、
「やるべきことだけやればいいんだよ」
ということです。

塾に来て勉強しているだけでも
十分すごいことだと思いますが、
せっかくやるなら、のちにつなげたい。
でも、たくさん勉強するのは大変だ。

だからこそ、
もう一度言います。

「やるべきことだけやればいいんです」

これだけで全然違います。
今ここで踏ん張れれば、
期末テストやその先の受験勉強に
好影響が出るのは間違いなしです。

学校や塾の宿題を
期限までに終わらせることをぜひ心がけてください。

 

学校選択問題の話から
ずいぶんそれてしまいました。

学校選択問題であっても、
そうでない問題(学力検査問題)であっても、
日々の勉強が大切なのは、
言うまでもありません。

逆境をチャンスに!
言うは易く行うは難しですが、
暑さに負けず頑張っていきましょう!