選択問題実施校を第一志望校の君へ!残り2ヶ月でできる選択問題実施校への対策とは?

皆さん、こんにちは。英泉塾教務部長の柴原正彦です。

公立高校入試まで残すところ約2ヶ月となりました。

12月の北辰テストで初めて選択問題レベルの数学・英語を受けてみて、あまりの難しさに驚かれた方もいるのではないでしょうか。

しかし、落ち込んでいる暇などありませんね。

残り2ヶ月で

✓どのように選択問題の数学・英語に対応していけばよいのか
✓志望校合格のためにどのように考え学習していけばよいのか

についてお話ししたいと思います。

 

受験校に選んでいる高校の数学・英語の合格者の平均点をまずは知る!

あなた自身が第一志望校とする、選択問題の合格者の平均点が何点であるのか、5科で合計何点取れれば合格できるのかを把握できているでしょうか?

埼玉県が発表している平均点は国語・理科・社会においては受検者全員の平均点ですので選択問題実施校を受験した生徒の平均点は分かりません。

数学・英語の選択問題の平均点は分かりますが、学校毎の平均点は分かりません。

ですから、県発表の得点データでは志望校に合格するために何点取れれば合格できるのかはほとんど分からないのです。

北辰テストの偏差値で志望校を選ぶ生徒も多いですが、それだけで判断するのは少し危険です。

11月までの北辰テストでは、数学・英語の問題が選択問題に比べて簡単なのです。

ですから、難易度が高い問題に君が対応できるのかについては全く未知数です。

 

英泉塾では選択問題レベルの実戦問題を20回分以上行います。

ですから生徒たちは自分の弱点やどこで得点しなければならないのか、問題への時間の使い方など選択問題に合った受験テクニックも習得していきます。

そして、英泉塾が責任を持って、それぞれの高校に合格するには合計で何点取れればいいのか、選択問題での目標点数は何点なのかが学校ごとで提示できるため、浦和高校、浦和一女、市立浦和などのトップ校であっても目標を持って受験日まで頑張れるのです。

ここで昨年の選択問題の数学・英語の県発表の平均点と各学校の合格者の平均点を比較してみましょう。

このように、学校ごとの合格者の平均点が分かると難しい問題である数学・英語でも対策が立てられます。

現在、選択問題数学で30点の君は、川口市立を受ける際の目標は50点です。

昨年は大問1で44点あります。

ここでミスをしないように、徹底して埼玉県の選択問題大問1の過去問を解いてできるようにしていきましょう。

また、大問2は11点あります。作図や関数などです。

作図や関数は数多く問題を解いてあらゆるパターンに対応できるようにしていきましょう。

すると50点以上は取れるようになります。

 

英語では、リスニング問題が28点あります。

ここで、22点はとれるように練習しましょう。

毎日リスニングの問題を真剣に行っていってください。

英語の大問2の長文は比較的基礎的な問題が多いので平成28年度までの大問4の長文と平成29年度以降の大問2の長文で徹底的に練習してください。

この28点分でどれだけ得点できるかで大きく変わります。

大問3の長文では文も長く難しく感じますが、話の筋を素早く読み取る練習をし、記号問題の9点と語句を変化させる適語補充問題の6点、そして語句整序問題の3点の計18点の正答率を上げていきましょう。

私が受け持った生徒では、英作文には一切手を付けず入試本番で70点を取った生徒もいます。

 

選択問題だけではなく国語・理科・社会の3科目を含めた総合的な合否判定の重要性

次の表は昨年度の受験生の得点開示のデータ(入試本番の得点)です。

市立浦和高校の昨年度の合格ボーダーライン(合格率50%ライン)の得点は395点です。

そして、市立浦和高校の合格者の数学の平均点が65.9点、英語が77.1点です。

この生徒の場合、選択問題では合格者の平均を下回っていますが、見事に合格を勝ち取りました。

その要因は、国語・社会・理科で合格者の平均を上回っているからです。

ちなみに選択問題を受験した生徒の国語の平均は91点、社会は89点、理科は81点ですので、数学・英語の得点も織り込み済みで合否の判断を下し、受験をしているわけです。

このように、総合的な合否の判定、進路指導には国語・社会・理科の得点力を向上させて合格を勝ち取る方法もあります。

それも、選択問題での得点力を見極めなければ決してできない事なのです。

 

力の入れ方を間違えない!

選択問題実施校に合格するために、もう一つ大切な心構えと実践すべき事があります。

選択問題の「数学・英語は難しい。」とさんざん言ってきましたが、裏を返すと、難しい問題は、基礎的な学力をしっかり身につけている生徒の間ではそんなに差がつかないとも言えます。

そうであれば、レベルの高い高校を受験する生徒であればあるほど、基礎的な学習は欠かさず毎日行うことが何より大切になるわけです。

「いつも解けていた問題が解けなかった。」「ミスしてしまった。」これが合否を分けてしまうのだと自覚しましょう。

「難しい問題を解けるようにするために、難問ばかりに力を入れすぎた。基礎を疎かにしてしまったためにミスが多くなってしまった。」

こういう例はたくさんあるのです。

ですから、毎日自分のやるべきことを分析し、淡々と残り2か月間を過ごしてください。

英泉塾では、毎日行う基礎の学習があります。

その上で、身につける単元を優先的に学習し、実戦問題で力がついてきたかを試していきます。

 

選択問題実施校に合格するための前提条件!

数学・英語の選択問題での得点力を最大限引き出すことは大切です。

しかし、合格した多くの生徒を見てきて思うのは、理科・社会の得点の高さです。

選択問題実施校を合格する生徒は理科・社会で80点は当たり前に得点しているのです。

もし、あなたが理科・社会で苦労し、得点が70点を下回っている場合は早急に理科・社会に取り掛かり80点台まで取れるようになりましょう。

そうでなければ、志望校を考え直すことにもなりかねません。

理科・社会は1か月とことんやり尽くせばすぐに効果が現れてきます。

選択問題実施校に合格する前提条件は実は理科・社会の得点力があることです。

更に、選択問題実施校に余裕をもって合格できている生徒のほとんどが、国語力がある生徒です。

それは、選択問題の数学・英語だけでなく理科・社会でも国語力・記述力・説明する力が求められている入試になっているからです。

 

これから選択問題実施校に合格するための優先順位!!

これから残り2か月間でやるべきことの優先順位の高い順に振り返ります。

①国語・数学・英語の基礎力を身につける毎日の学習
②理科・社会の得点力を極限まで高める学習。
③実戦問題を通して、選択問題の数学・英語での得点を把握し、目標点を定め受験までのやるべき学習を行っていく。
④選択問題レベルの問題をテスト形式で数多く行い成果を試す。
⑤合格できるかどうかの判定をしっかり行う。
⑥判定によって更にやるべき課題に取り組む。

この流れで毎日学習に励んでいけば現在の得点よりも30点から50点上がります。

実際に、昨年、一昨年、この時期から毎日目標に向かって取り組んだ結果、今よりも50点以上本番の方が高く、余裕で合格できた生徒もいるのです。

 

やりきる環境を整える!

やる気があってもどのように実行に移していけばいいか分からない。

それはその通りだと思います。

上記の①~⑥を自分で実行に移すとなると無理が生じます。

実戦問題の分量と質、志望校の合格ラインの得点、毎日行う学習の選定など困ることが様々だと思います。とりわけ、受験校を決める判定(合否判定)はより正確な客観的なデータが必要になります。

英泉塾で、この時期から生徒の得点力がグングン伸びていくのは、この①~⑥のやるべきことが自動化され、やるべきことに迷いなく進めていけるからです。

もし、今あなたがやるべきことに悩んだり、どうしていいか分らなかったりする場合はすぐにご相談ください。

一生懸命にやってはいるけど合格できるかどうかの判断が付かない人、あと一歩伸び悩んでいる人、受験校で悩んでいる人などは、まずは正確な志望校の合否判定を受けてみたらいかがでしょうか。

受付は12月27日(日)までとなります。

申込には条件があります。

①選択問題実施校を第一志望とする。
②中3内申が9科で35以上である。
③北辰テスト7月~12月で5科偏差値60以上をクリアしたことがある。

この3つの条件をすべて満たしている方が申込できます。

1月4日(火)~1月6日(木)までの冬期講習の3日間(5科解説付き)を受けていただけます。

的中率90%以上を誇る合否判定を3回分のテストで行います。

また、その後継続して入塾した場合には、入試予想問題で厳正な合否判定を願書提出期限ぎりぎりまで行い、三者面談で受験校を納得した形で決定して参ります。

費用の詳細等は各校舎へお問い合わせください。

 

英泉塾中浦和校
☎ 048-862-6672
住所:さいたま市南区鹿手袋1-3-29

英泉塾内谷校
☎ 048-837-5266
住所:さいたま市南区内谷3-8-8