【2月22日更新!】令和3年度埼玉県公立高校入試確定倍率

こんにちは。
公立高校受験指導専門塾
英泉塾中浦和校の佐藤です。

 

倍率が確定しました!

2月18日、2月19日の志願先変更期間を経て、令和3年度埼玉県公立高校の入試倍率が確定しました。

例年多くの英泉受験生が受験する高校の倍率の最終確認をしていきます。

今週受験する受験生も、未来の受験生もぜひチェックしてくださいね。

ここに記載されている倍率は、2021年2月22日19時00分時点のものです。

 

※2月18日の記事は以下からどうぞ。

※2月16日の記事は以下からどうぞ。

※2月15日の記事は以下からどうぞ。

 

確定倍率はどうなったか!?

左から、2/16→2/22の倍率を表しています。

2/22時点の倍率を赤色で表記しています。

学校選択問題採用校

県立浦和 1.431.34

浦和一女 1.461.38

大宮 1.571.51

市立浦和 1.991.90

川越 1.371.36

川越女子 1.301.29

春日部 1.281.28

蕨(普通) 1.351.36

蕨(外国語) 1.251.30

浦和西 1.401.38

川口北 1.001.05

和光国際(普通) 1.131.14

和光国際(外国語) 1.041.04

川口市立(普通) 1.811.73

川口市立(理数) 2.052.08

川口市立(スポ科) 1.481.50

※特に表記がない限り、いずれも普通科の倍率です。

学力検査問題採用校

浦和南 1.211.21

伊奈学園 1.241.24

大宮北 1.351.33

浦和北 1.031.05

与野 1.161.16

大宮光陵 1.031.05

南稜(普通) 1.401.35

南稜(外国語) 1.231.25

大宮南 0.970.98

朝霞西 1.251.23

浦和東 1.041.03

志木 1.291.22

大宮武蔵野 1.021.04

大宮東 0.920.94

浦和商業(商業) 0.740.75

浦和商業(情報処理) 1.611.60

※特に表記がない限り、いずれも普通科の倍率です。

 

さいたま市の普通科で定員割れ!?

どの高校も、2月19日(志願先変更期間の2日目)の夜に発表された倍率と同じですね。

英泉受験生が多く受験する普通科の高校で、定員割れとなっている学校が2校現れました。

大宮南 0.98倍
大宮東 0.94倍

昨年は大宮武蔵野高校が定員割れになりそうでしたが、志望先変更期間を経て、最終的に倍率1倍を超えました。

大宮南高校と大宮東高校は、最初の出願時(2月16日発表)の倍率から確定倍率まで結局大きな変化が見られませんでした。

例年、さいたま市近辺の学校で定員割れする学校はほぼ見られないので、今年は異常ともいえる年です。

大宮南高校や大宮東高校を受験する受験生にとってはとてもラッキーな事態になりました。

ちなみに、浦和商業高校は情報処理科の倍率は1.60倍と高かったですが、商業科と合わせた全体で考えると、浦和商業高校も今年は定員割れしています。

※さいたま市の普通科の高校全体では大宮南高校と大宮東高校の他、岩槻北陵高校が定員割れとなりました。(倍率は0.86倍)

 

川口市立高校に人気が集中!

大宮南高校や大宮東高校のような定員割れとなった学校とは対照的に、人気がとても集中した高校もありました。

市立浦和高校と川口市立高校です。

市立浦和 1.90倍
川口市立(普通科) 1.73倍
川口市立(理数科) 2.08倍

市立浦和高校は毎年倍率が高い、つまり人気の高い学校です。

川口市立高校は誕生してまだ年数は経っていませんが、開校当初から人気のある学校です。

市立浦和高校と川口市立高校(普通科)の共通点として、募集人数が240人と他の学校と比べて少ないということが挙げられます。

他の学校は募集人数が358人であったり、318人であったりするところが多いです。

志願者自体は、この2校とも県立浦和高校や浦和一女高校、浦和西高校より少ないので、やはり募集人数の少なさが倍率に大きく影響しているといえます。

 

最初の出願時の倍率から確定倍率で、市立浦和高校も川口市立高校(普通科)も倍率は下がりました。

市立浦和高校が0.09ポイントダウン、川口市立高校(普通科)が0.08ポイントダウン。

最初の出願時の倍率の高さを見れば、倍率が下がるのも納得できます。

 

川口市立高校の理数科の倍率が、最初の出願時から確定倍率にかけて上がっています。

これは受験生が1人増えたためです。

川口市立高校の理数科の募集人数は40人。

1人増えるだけで、1/40=0.025≒0.03ポイントも上がることになります。

したがって、この倍率の上昇は特段気にする必要はないでしょう。

川口市立高校全体(普通科・理数科・スポ科)の志願者数は最初の出願時に比べて、ちょうど20人減少しています。

川口市立高校を受験する受験生には、状況が少し改善された、と前向きにとらえてほしいですね。

 

最後に…

何人受験しようが、例えば358人が募集人数の高校だったら、上から358番目までに入ればいいだけのことです。

これまでの努力を解答用紙にぶつければそれで大丈夫です。

不安や緊張を感じているのは自分も周りの受験生も同じです。

受験を楽しむつもりで当日試験に臨んでほしいですね。

2月22日時点では、試験日26日はなんと雨予報…。

準備は万端にして、高校に行けるようにしましょう。

試験まであともう少し。

体調にだけは十二分に気を付けて、やれることを思い切りやり続けて、試験日を迎えましょう!